SWM

SWMといえば、1971年に創業されたモーターサイクルブランドで今まで多くの人に愛されてきました。
SWMというのは「Speedy Woeking Motors」の略称でありこの言葉の意味はレースで勝利を得るために生まれたブランドであることが分かります。

レースで勝利を収めるためにバイクの生産を行っていたSWMですが、その後も車体特性が優れているだけではなく、デザインが洗練されていたとことでもモーターサイクルのファンの注目を浴びてきました。

エンデューロシーンだけではなく、モトクロスやトライアルといった世界でもSWMは活躍してきました。
今後も活躍を期待していきたいブランドです。

復活を遂げた

SWMは、1971年に創業されましたが1980年代にはブランドとしての製造が中止されました。
復活を遂げたのが2015年のことで、EICMAの発表を機にブランドの復活が宣言されました。

創業当時といえば、2サイクルエンジンが武器になっていたことからエンデューロやモトクロスやトライアルにおいて活躍していたのはその特徴があったからこそです。
そしてSWMといえば、武器はエンジンだけではありません。

創業当時から、イタリアを思わせる美しいイタリアンデザインも注目を浴びてきました。
機能性だけではなく、見た目の美しさからも見た目にほれ込んで選んでいた人も居たでしょう。

GRAN TURISMOは車体構成が一番ベーシックなものとなっています。
正立フロントフォークにはフロント19インチやリア17インチのメッキリムのスポークホイールなどが採用されています。

マフラーは2本出しになっているので、アップマフラーのSILVER VESEとは違ったものとなっています。
ハンドリングはナチュラルでポジションはニュートラルですし、台湾の新鋭サスペンションメーカーであるFAST ACE製のフロントフォークを使用しています。

こういった点から適度なしなやかさや減衰力を車体に伝えることができるようになっているほか、きりかえしも自然な部分が魅力的なモデルになっています。
ブレーキも片押し式の260mmのシングルディスクを採用していることでコントロールがしやすくなっています。

GRAN MILANOは、シリーズの中でも一番豪華な装備を誇っているタイプです。
FAST ACE製のアジャスタブル倒立フォークにリザーバータンク付きのリアサスペンションが装備されています。
スイングアームが唯一アルミ製なのがこのタイプです。

ホイールはアルミリムのスポーク仕様であることと、前後が17インチということで、かなりロードバイクよりのセッティングになっているのも魅力的です。
シートは二人乗りのものとシングルシートが購入したさいに付属しているので、気分で変えることによって印象を変えて楽しめます。

ハンドリングもクイックなので減衰もしっかりと効きます。
ワインディングでも楽しみたいという人にも乗りやすいでしょう。